週末MBAってどんな感じ?忙しいの?

週末MBA生活とはどのようなものか?

週末MBAに関して周りの方から実際の負担や卒業してみての感想を良く尋ねられます。今回は私が在籍していた名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)に関して実際の体験談をお話しします。

NUCBの特徴としては週末の土日のみで授業が完結するカリキュラムであるため、平日の夜間に通学する必要がないことです。

土日完結のMBAで国際認証を取得しているのは国内ではNUCBのみとなっています(2018年9月時点)。

もちろん、平日には自分で課題をこなしたり指定図書を読んで勉強しておくことが必要です。[read more=”続きを読む” less=”閉じる”]

週末MBAって忙しいの?

「働きながらMBAをとるって、忙しすぎて無理なんじゃないか?」

「仕事と両立できるのか?」

こんな疑問や不安を持たれる方が多いのではないでしょうか?私の答えとしては、「自分次第です」といったところです。具体的にビジネススクールに通った場合にどのような生活になるのか、私の当時のスケジュールを書いておきます。

月~金 9時~18時 病院での勤務
18時~20時 夕食+家族との時間
20時~24時 予習と課題
土日 8時半~17時 NUCBにて授業
17時~21時 夕食+家族との時間
21時~24時 予習と課題

ざっとこんな感じでした。

正直言ってかなりハードでした。授業は2週末でひとつの授業が完結するカリキュラムになっているのですが、ケースが1日あたり2-4本あり、指定の専門書やビジネス書が何冊もあるので平日はその予習にひたすら追われると言う感じになります。

私は出来るだけ”その時受けている授業の次の授業”の分を予習しておくくらいのスケジュールで勉強して、余裕を失わないようにしていました。追いつめられて頭に入らなくなるのが嫌だったので。課題の多さはドS級だと思います。

夏休みと年末には東京校・大阪校・名古屋校の学生が名古屋の本学に集まって3日間の合同講義を受ける機会があります。

これがちょっとした合宿のようで楽しいのですが、課題の量が多いため、名古屋のホテルで授業を受けた後に夜中まで課題に取り組むことになる方もたくさんいます。最終日は思い切り打ち上げをして終了です。

単位は取り易いの?

単位に関しては日本の大学のように誰でも出席していれば取れるということはありません。全体の30%が単位を落とすので、みんな必死で勉強し授業中も積極的に発言をします。

そのような中で上位10%の方がA評価(GPA4.0)をもらえて、入学から1年半の時点で平均でB以上(GPA 3.0以上)であれば早期終了となります。

各講義での評価はレポート課題、授業中の発言、場合によっては小テストなどがあり、授業によって成績に影響する割合は違います。

学生や講師のレベルは?

学生のレベルは入学当初に想定していた以上に高くて、初めての授業の時に思ったのは、

「これ、単位とれないんじゃないかなぁ・・・」

でした。

学生はいわゆる有名大学・大学院の出身者も多く在籍しており、努めている企業も国内外の一流企業の方がいて、授業中の議論も様々な業界の考え方がぶつかり合うこともあり非常に有意義な議論でした。しかし、レベルの高い学生の中で単位を取らなければいけないので結果的に必死で食らいつくしかないと言う感じでしたね。

講師は海外の有名ビジネススクール出身の先生や、起業経験や役員経験のある先生が担当してくれており、非常に興味深く迫力のある授業を受けることができます。「体験授業を受けて感銘して入学してきた」という同期も多かったですので、興味のある方は体験授業に参加されてみてはいかがでしょうか。

MBAを卒業すると転職や起業をする人が多いのか?

私の同期はMBA在学中または卒業後に転職をする人が割と多かったです。企業をする方というのは卒業時点ではそれ程いませんでした。やはりExecutive MBAということで40代以上の方も多かったのでゼロからの企業というのは抵抗があるのかもしれませんね。

ただ、副業としての企業ということには興味を持っている方はたくさんいました。実際私も副業としての起業から始めることになったわけです。転職の理由としては、

「新しいチャレンジをしたくなった」

「学んだことを生かせる職場に移りたくなった」

という理由が多かったです。

MBAでいろいろと学ぶと自分の業界に対する見方がかなり変わるので、現状に留まるよりも環境を変えたいと考えるようになるのだと思います。また、さらに経営学を極めたいとDBA(博士課程)に進まれる方もいます。

以上、週末MBAに通学するか迷っている方の参考になればと思い報告させていただきました。

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投稿者: Dr.ひろ

内科医として大学病院、地域中核病院、小規模クリニック、在宅医療、自由診療と様々な医療を経験。大学病院時代は基礎研究にも従事。現在はフリーの内科医として都内で診療にあたる。 みなさんが健康を意識し維持できるように、医療・健康に関わる情報を解りやすく身近なものとして提供したいと考えています。そのための手助けになれれば嬉しいです。/ 医師(日本内科学会認定内科医、日本血液学会血液専門医)/ 医学博士(内科学, 東京大学)/ MBA(経営管理学修士, 名古屋商科大学)/ 産業医/ 合同会社スケールフリー代表社員