MBA医師の法人口座開設

法人口座開設について

合同会社を218年5月に設立登記しました。事業活動を会社として行っていくためには法人口座が無いと何かと不都合なので、会社を設立後にまず行うべきことと言っても過言ではないと思います。

会社を設立して以来、本業の医師としての仕事が忙しくてなかなか法人口座の開設ができておらず3カ月以上も設立しっぱなしで放置になってしまいましたが、さすがにまずいと思いいくつかの銀行に法人口座開設を申し込んでみました。ところが思った以上に面倒臭くて審査も厳しかったので審査落ちしたりして落ち込みました。そしてようやく無事に口座開設を行うことができました。

やはり、設立したての実績の無い会社が法人口座を持つというのは犯罪者の口座利用を防止する点からこの御時世かなり難しいようですが、何とか3件目にてメガバンクのみずほ銀行に法人口座を開設することが出来ましたので、その時の経験を報告します。これから起業される方や起業したてでまだ口座を開設できていない方は参考にしてください。[read more=”続きを読む” less=”閉じる”]

具体的にどの銀行に申し込んだか?

まず、私が法人口座を申し込んだ銀行は下記の4行です。

1.住信SBIネット銀行

2.ゆうちょ銀行

3. ジャパンネット銀行

4.みずほ銀行

上記の4行を選んだ理由は、みずほ銀行は大手メガバンクなので万が一でも口座を持てれば信用につながりそうだと思ったからです。ゆうちょ銀行は郵便局がちょうど家の真ん前にあって、いつでも申し込みに行きやすかったからです。住信SBIネット銀行は既に個人で使っていることと、ネットバンクが使いやすいためでした。ジャパンネット銀行は使ったことも無かったのですが、住信SBIに落ちてしまったため他のネット銀行にチャレンジしてみたというだけです。

申請に必要な書類は?

法人口座の申し込み時にはいくつか書類を準備して提出しなければなりません。大体どの銀行も必要書類は同じなのですが、その時々で変わったり微妙に必要書類の数も違ったりするので、各銀行のホームページ等で確認してください。必要書類としてはほとんどの銀行で次の書類が必要となります。

①全部事項証明書

②法人の印鑑証明書

③事業実態を説明する資料等(ホームページなど)

④所轄税務署あての法人設立届出書(控)←設立半年以内の法人で要求されます

⑤申請者本人の身分証明書の写し

どの銀行も「事業実態があるかどうか?」には目を光らせてチェックしているようですので、できれば事業内容を説明できる資料はある程度用意していったほうがいいかもしれません。

私は自分の会社の独自ドメインも取得していたのでその独自ドメインを使って製作したホームページを資料として持参したのと、MBAの修了証書や医師免許を持参しました(ネット銀行の申し込みには同封しなかったので落とされたのかもしれませんね)。

法人口座開設を申し込んだ銀行からお断りの知らせが届くとかなり落ち込みますがめげずに何行もトライしてみてください。なかには10数ヶ所の銀行に申し込んで何とか法人口座を開設することができた方もいるようなので、あきらめずに頑張りましょう。

口座申請時に会社の事業は軌道に乗っていた?

ちなみに法人口座申込時の私の状況は

1. 設立から3ヶ月の合同会社

2. ひとり社長

3. バーチャルオフィス

4. 資本金100万円

5. 取引実績ゼロ

6. 独自ドメインあり

です。

法人口座と法人クレジットカードをつくってからじゃないと、会計や税務処理が面倒なので、あえて活動しませんでした。

口座開設を申し込んだ銀行の応対と結果は?

それでは、各銀行への申込時の経過をお話しします。

①住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行にまず最初に申し込みました。理由は個人でも住信SBIネット銀行を利用しており使い勝手が良かったからです。また「ネットバンクなので審査があまいのでは?」という勝手な期待もありました。必要書類を一式揃えて申し込みましたが、すぐにお断りの書留が届きました。実績も無いうえに、バーチャルオフィスなのがいけなかったのでしょうか?

②ゆうちょ銀行

住信SBIネット銀行に落ちたことで、「これは舐めてたら全滅するのでは?」とかなり不安になりました。ネットでいろいろ検索してみると、起業したてのバーチャルオフィスを使っている法人でもゆうちょで開設に成功したとの記事を見つけたからです。

ゆうちょの申し込みは必要書類を持って、最寄の郵便局へ出向くことでOKとのことでしたので、Gパン・サンダル姿で家の前の郵便局に向かいました。受け付けは比較的スムーズにしていただきました。その後無事法人口座を開設できました。口座開設の連絡をもらうまでに約2週間程かかりました。

③ジャパンネット銀行

住信SBIネット銀行に落ちていたので、ネット銀行は不安でしたが、利便性が高いためもう一度ネット銀行にチャレンジしました。しかし、申し込んで一週間程ですぐにお断りの通知が来ました。やっぱりネット銀行は実店舗での面談などが無い分審査が厳しいのではないかというのが個人的な感想です。

④みずほ銀行

ゆうちょの審査を待っている間に、みずほにも申し込んでおこうと思い自宅の最寄りの支店にWeb申込しました。

みずほには店頭申込とWeb申込があるのですが、Web申込の方が支店を訪れる回数が1回で済むため便利です。申込みから1週間ほどでメールと電話で連絡があり1次審査を通過したので支店に必要書類と印鑑を持って来てほしいとのことでした。提示された来店日時が、昼から仕事の日だったので支店に電話をかけてどれくらいの時間がかかるか聞いてみました。

「あの〜2時間はちょっと仕事があるので無理なんですが〜」

と応えたところ

「あ!大丈夫です大丈夫です!ちょっと書類が多いですが(笑)」

とのことで、何となく了解してしまいました。この時の電話口の対応にあたった行員さんはかなり感じのいい方でした。ジャパンネット銀行に電話した際にちょっと小馬鹿にされたような対応を受けていたので、実績のない会社なんてこんな酷い扱いなんだと思っていた私は意外に感じました。

実際に支店に伺うと、まず女性の方が非常にテキパキと書類記入を誘導して下さり30分程で記入完了。登記事項証明書等を提出した際に「ホームページはありますか?」と聞かれたので、事前に用意しておいたホームページのコピーを「起業したてなんで全然雑なホームページですが(笑)」と照れながら提出。

しばらくすると、男性の上司が現れて事業内容や何故バーチャルオフィスなのかを質問されながら残りの書類を書くという感じでした。この時点で通帳の作成が進んでいたので1次審査を通過した時点でほぼ開設が認められていたと思われます。もう一度待つように言われ、すぐに通帳が渡されました。この間ちょうど1時間。非常にスピーディーな対応で感じも良かったです。

以上が私の法人口座開設までの体験でした。起業したてで不安な方や口座開設を断られて落ち込んでいる方に参考にしていただければと思います。これから法人口座を開設される起業したての経営者の方はゆうちょ銀行やみずほ銀行を検討する価値はあるかもしれませんね。
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投稿者: Dr.ひろ

内科医として大学病院、地域中核病院、小規模クリニック、在宅医療、自由診療と様々な医療を経験。大学病院時代は基礎研究にも従事。現在はフリーの内科医として都内で診療にあたる。 みなさんが健康を意識し維持できるように、医療・健康に関わる情報を解りやすく身近なものとして提供したいと考えています。そのための手助けになれれば嬉しいです。/ 医師(日本内科学会認定内科医、日本血液学会血液専門医)/ 医学博士(内科学, 東京大学)/ MBA(経営管理学修士, 名古屋商科大学)/ 産業医/ 合同会社スケールフリー代表社員