社会人週末MBAの現実とは?

社会人がどうやってMBAに通うか?

現在社会人がMBAを取得するには大きく分けて次のような選択肢があります。どの選択肢を選ぶかで経済的にもその後の人生の展望的にも一長一短ありますので、よくよく検討して選ばれたほうが賢明かと思います。特に40代以降の方などは人生を左右する後戻りのできない選択になる可能性もあるため家族の理解も必要ですね。[read more=”続きを読む” less=”閉じる”]

1.国内のフルタイムMBAに仕事を休んで(辞めて)通学

いわゆる旧来の大学院に仕事を止めて(または休職して)通学する方法です。会社が理解があって応援してくれる場合にはこの選択肢もあるのかもしれませんが、現実的にはそのような会社はかなり少ないでしょう。また、仕事を辞めるとなると経済的損失は大きいです。辞めた後の再就職先とある程度のポストの確約が無いと、卒業はしたがキャリアダウンしたり、そもそも帰る場所が無くなったといったことにもなりかねません。

2.海外MBAに仕事を休んで(辞めて)留学

MBAは欧米の大学院が主流なので海外の有名大学院のMBAに通うために仕事を休んで(辞めて)挑戦される方もいるようです。TOEFLなどのスコアを条件に課されるところが多いのでそもそもある程度の英語力が無いと無理ですが、合格すれば海外生活で英語力を同時にブラッシュアップできるということと、海外の人脈が得られるという点ではメリットは大きいですが、やはり休職(辞職)しての留学となると家族への負担も大きく限られた人しか挑戦できないのではないでしょうか。

3.国内週末MBAに通学し仕事と両立

私が選択したのはこの方法です。現在国内には文部科学省の社会人教育の推進も後押しとなって週末に学べるMBAがいくつか存在しています。大学によっては教育訓練給付金という国からの補助金を受けることができ、通学しやすい環境が整えられています。平日仕事が終わってからの学習はかなりハードですが、仕事を続けられるという点は大きなメリットです。「勉強したらお金がもらえる」という夢のような制度を利用しないなんて何のために高い税金を納めているのかわからなくなってしまいます。

4.ネットでMBAの講義を受講

この選択肢も仕事を続けながら可能という点ではメリットがあります。しかしながら、MBAは基本的にクラスでのディスカッションも学びの重要な要素のひとつであり、MBA取得までの道のりを一人で乗り切るのは孤独で苦しい戦いとなるかもしれません。他の学生と交流する中で刺激を受けてより学習意欲がわいたりすることも多いと思うのでその機会を得られにくいのはオンライン学習の弱点だと思います。

また自分でしっかりとスケジュール調整をして継続できるだけの意思が無いと中途半端な学習で終わってしまう可能性もあります。

[/read]

投稿者: Dr.ひろ

内科医として大学病院、地域中核病院、小規模クリニック、在宅医療、自由診療と様々な医療を経験。大学病院時代は基礎研究にも従事。現在はフリーの内科医として都内で診療にあたる。 みなさんが健康を意識し維持できるように、医療・健康に関わる情報を解りやすく身近なものとして提供したいと考えています。そのための手助けになれれば嬉しいです。/ 医師(日本内科学会認定内科医、日本血液学会血液専門医)/ 医学博士(内科学, 東京大学)/ MBA(経営管理学修士, 名古屋商科大学)/ 産業医/ 合同会社スケールフリー代表社員